大阪・関西万博で人気の「大屋根リング」の木材を、能登半島 地震 の被災地で使うことにしました。石川県珠洲市で「 災害 公営住宅」の材料になります。「災害公営住宅」とは、災害のせいで家が壊れた人のために、役所がつくる家のことです。
「大屋根リング」は、スギやヒノキなどの木を集めて作っています。大阪市は万博が終わったら「大屋根リング」を200メートルだけ残して、あとは壊す予定です。日本国際博覧会協会は「大屋根リング」を壊したあと、木材をまた使ってくれる相手を探していました。石川県珠洲市が8月に「木材を使いたい」と言って、木材1500本を0円でもらうことになりました。
珠洲市は災害公営住宅を700くらい作る予定で、その材料に使うそうです。珠洲市の環境建設課の人は「国際的な舞台で活躍した資材に第二の活躍をしてもらう。万博の理念(大事な考え)やレガシー(残ったもの)を継承し、復興の光になる」と話しました。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。