福岡市役所が「アドトラック」についての条例(市のルール)を厳しくしようと考えています。「アドトラック」とは、何かの宣伝をするために走る、大きいトラック(車)のことです。アドトラックは大きな広告が貼ってあったり、道路を走りながら音楽を流したりします。
福岡市役所によると、博多駅など人が多い場所では、20分に1回くらいアドトラックが通るそうです。半分くらいの車は音楽も流していました。福岡市の人たちから「アドトラックがうるさい」という相談もあるそうです。
福岡市で広告を出すためには、福岡市役所が認める必要があります。しかし、アドトラックのほとんどが「千葉県など、他の県で用意した車」でした。今のままだと、福岡市役所はアドトラックを禁止することができません。
東京都もアドトラックが多かったのですが、東京都は2024年の6月に条例を厳しくしました。他の県の車でも、東京都が許可しなければ走ることができなくなりました。またLEDビジョン(光る画面)などがついているアドトラックは禁止にしました。まわりの車の運転のじゃまになって、 事故 が起きるかもしれないからです。
福岡市役所の人は「都の事例も参考に、どのような対策が可能か検討中」と話しています。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。