電動キックボードのサービスをしている会社「Luup」のニュースです。
Luupは10月8日(水曜日)、「電動キックボードに乗って交通ルールに違反をした人の情報を、警察からもらうことにする」と発表しました。
お客さんに交通ルールを守ってもらうためです。ルール違反をした人は、Luupの電動キックボードを使うことができなくなるかもしれません。
Luupの電動キックボードを使うためには、アプリをダウンロードする必要があります。Luupは去年から、お客さんの交通ルール違反に点数をつけるようにしました。点数が増えるとLuupを使うことができなくなります。しかし今までは、警察が電動キックボードのルール違反を見つけたとき、ルール違反した人が許可したときだけLuupに教えていました。
11月7日からは、「あなたがルール違反をしてしまったとき、警察からLuupに情報を教えていいですか?」とアプリで確認するようにします。これを許可した人だけがLuupの電動キックボードを使うことができます。
飲酒運転(お酒を飲んで乗る)や、ひき逃げ(車が人にぶつかったとき、ケガをした人を助けないで逃げる)など、ひどいルール違反はすぐにわかるようにするそうです。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。
電動キックボードとは何ですか?
電動キックボードとは、機械がついた二輪(タイヤが2つ)の乗り物です。
おもちゃなどの「キックボード」は足で地面を蹴って進みますが、電動キックボードは、ハンドルのアクセルを動かすだけで簡単に前に進むことができます。
電動キックボードは「特定小型原動機付き自転車」という種類です。車道を走って、信号や一時停止などの交通ルールを守る必要があります。免許証などが無くても乗ることができますが、16歳になるまでは乗ることができません。
これはアルファサードで独自に調査・確認した解説です。