鳥羽水族館(三重県鳥羽市)のニュースです。
鳥羽水族館は、ラッコの水槽をYouTubeでライブ配信しています。ラッコに餌をあげるとき、今まではスタッフ(水族館で仕事をしている人)がカメラに映っていました。これからはスタッフにはモザイクをかけて、顔などがわからないようにすると発表しました。YouTubeを見て、スタッフに「カスタマーハラスメント(いやがらせ)」をする人がいたためです。鳥羽水族館は、スタッフの個人情報を守ることにしました。
ラッコのライブ配信は2024年4月から始まりました。いま日本でラッコを飼っている水族館は、鳥羽水族館だけです。「メイ」と「キラ」の2頭が人気です。ラッコと、餌をあげるスタッフが仲良くする様子も人気でした。
鳥羽水族館は「変更(モザイクをかけること)は、視聴者の方々とスタッフ双方にとって、安全で健全なコミュニティーを維持する(守る)ための判断であることを、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます」と言いました。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。
「カスタマーハラスメント」とは何ですか?
「カスタマーハラスメント」とは、客が店などにひどい迷惑をかけることです。「カスハラ」ということもあります。
客が店の人を怒ったり、暴力をしたり、悪口を言ったり、仕事と関係がないことを無理に指示したりすることなどを「カスハラ」ということがあります。
これはアルファサードで独自に調査・確認した解説です。