10月29日(水曜日)に、文部科学省(国の役所)が、子どもについて調べたことを発表しました。
文部科学省は、2024年度の子どものことを調べました。「年度」とは、4月1日から次の年の3月31日までのことです。日本の役所や学校などは4月1日から始まります。
2024年度の小学生・中学生で、不登校(学校を長く休むこと)の人が35万3970人いたことがわかりました。この人数は、今まででいちばん多いです。2023年度と比べると、2.2%増えています。
2022年度から2023年度は15.9%増えていました。文部科学省は、数字が2.2%に減ったので、国が子どものためにしたことに効果があったと考えています。
いじめや暴力(人をなぐるなど)のような、学校の問題は増えていました。文部科学省は「極めて憂慮(心配)すべき状況」と言いました。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。
「不登校」とは何ですか?
「不登校」とは、子どもが学校を長く休むことです。
学校や役所では、1年で30日以上休んだ子どもを「不登校」ということがあります(病気や、お金の問題で学校に行かない人などは違います)。
国も、不登校の子どものことを考えています。文部科学省は去年、「学校以外で勉強した時間を、学校の成績に入れることができる」とはっきり言いました。2024年には「学校以外で勉強した時間」が指導要録(学校の記録)に入った人は8万1467人いました。
これはアルファサードで独自に調査・確認した解説です。