11月5日は、「世界 津波 の日」です。国連が決めました。日本では「津波防災の日」という名前です。津波について、和歌山県の「稲むらの火」という物語が有名です。
1854年11月5日に「安政南海 地震 」という大きい地震がありました。和歌山県などに大きい津波が来ました。和歌山県広村(今の広川町)にいた浜口梧陵さんは、稲を積んで作った「稲むら」に火をつけて、村の人を高い場所に連れていって、津波から助けました。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)はこの話を物語にしました。「津波」を世界の人が知りました。
今も、「稲むらの火」の話を伝える仕事をしている人がいます。「まちづくりNPOげんき宮城研究所」の門間さんは、「稲むらの火」を伝える仕事をしています。津波と防災について知ってもらうためです。門間さんは、「強い地震があれば津波が来る。すぐに高台(高いところ)に逃げるということを子どものうちに学んでほしい」と話しています。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。
「小泉八雲」とは誰ですか?
小泉八雲は、有名な作家です。アメリカで新聞記者や作家の仕事をして、1890年に日本に来ました。日本でも「雪女」「耳なし芳一」などの物語を書きました。
「ラフカディオ・ハーン」という名前でしたが、1896年に日本人の女性と結婚して、日本人の「小泉八雲」になりました。
小泉八雲は、1897年に「仏の畑の落穂」という本を出しました。この本の中で「A Living God」という物語を書いて、「Tsunami」(津波)という言葉を使いました。
これはアルファサードで独自に調査・確認した解説です。