国土交通省(国の役所)が、街などのトイレのことを調べました。電車の駅などで、女性のトイレの便器が少ないことがわかりました。男性と比べたら63%くらいでした。空港、バス、船などの便器も少ないです。
国土交通省は、トイレの不満(困ること)について、いろいろな人にアンケート(質問)をしました。たくさんの女性が「行列(並んで待つこと)」と答えました。
国土交通省は原因について、駅などに来る女性が前より増えたのに、トイレがあまり増えていないことだと考えています。また、トイレがきれいになったり便利になったりしたので、人がトイレにいる時間が長くなったとも考えています。
国土交通省は、トイレの数をどうしたらよいかを考えて、ガイドラインを作ります。ガイドラインとは、何かをするときに気をつけたほうがいいことを書いた本や書類(紙)です。
日本トイレ協会の小林さんは「国がこの問題を重く受け止めたことに敬意を評したい。貴重な場で方向性が出るまでいろんな議論(話)ができるといい」と話しました。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。