大阪・関西万博の「大屋根リング」を、壊す工事がはじまりました

大阪・関西万博 にあった「大屋根リング」を、壊す工事がはじまりました。日本国際博覧会協会が発表をしました。

大屋根リングは、ぜんぶで2キロメートルくらいあります。「最大の木造建築物（一番大きい、木で作った建物）」としてギネス世界記録になりました。

大屋根リングは、北東にある200メートルくらいを残して、人がのぼることができるようにします。壊したときの木の材料は、能登半島 地震 があった場所に送ります。木の材料は「 災害 公営住宅」などに使います。「災害公営住宅」とは、災害で家が壊れた人のために、役所がつくる家のことです。

大阪市の横山市長は「寂しい思いはあるが、リングは形を変えて新しい命として生まれ変わっていく」と話しました。