12月8日(月曜日)、厚生労働省は、働く人の給料のことを調べて発表しました。今年の10月の「実質賃金」は、一年前の10月と比べて 0.7%減りました。10カ月続けてマイナスです。
「名目賃金(給料の金額)」は 2.6%増えて 300,141円でした。給料は増えていますが、それ以上に物の値段が高くなっているので、実質賃金はマイナスが続いています。
※ 厚生労働省は、数字は速報のため修正することがあるかもしれません、と言っています。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。
「名目賃金」と「実質賃金」の違いは?
名目賃金は、給料や残業代、賞与(ボーナス)としてもらう給料のそのままの金額です。実質賃金は物の値段(物価)を考えて、実際にどれくらい買えるかを表した給料のことです。
物の値段が高くなると、名目賃金が上がっても実質賃金は下がることがあります。
これはアルファサードで独自に調査・確認した解説です。