上野動物園( 東京都 台東区)の双子のパンダのシャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)を来年の1月下旬に中国に返します。東京都の関係者への取材でわかりました。
現在、日本にいるパンダはこの2頭だけです。11月に高市総理大臣が台湾に関する発言をしました。そのことで、日本と中国の関係にも影響が出ています。日本は新しくパンダを貸してくれるように中国側にお願いしています。しかし、関係者は、貸してくれないのではないかと言っています。
シャオシャオとレイレイは2021年に上野動物園で生まれました。昨年の9月に中国に返したリーリーとシンシンの子どもです。2023年2月に返したシャンシャンは姉です。
パンダは日本と中国の国交が正常化した1972年に はじめて日本に来ました。これまで30頭以上が中国から貸してもらったり、日本で生まれたりしてきました。
このままだと、1972年以来 はじめて、日本にパンダがいなくなります。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。
「双子」とは何ですか?
同じお母さんのお腹の中で、同じ時にいっしょに育って生まれた2人(2頭)の子どものことです。