石油情報センターは、12月17日(水曜日)にレギュラーガソリンの全国平均の価格(12月15日の価格)を発表しました。
価格は 1リットルあたり159.7円でした。2021年9月以来、約4年ぶりに150円台となりました。前の週よりも 4円安くなりました。
政府はガソリン税の旧暫定税率(1リットルあたり25.1円)を2025年の終わりに なくします。それと同じ金額の補助金を石油を売っている会社に出しました。その効果が出たので、安くなりました。
新型コロナウイルスのころから経済が良くなったり、ロシアとウクライナの戦争があったりして、2021年の後半からガソリンの価格は、とても高くなっていました。原油の価格はその後、安くなりました。
しかし、円安になったり、補助金が減ったりしたことで、ここ1、2年は170~180円台と高い値段のままでした。
補助金は2025年12月30日に終了しますが、旧暫定税率も、12月31日から なくなります。原油の価格に大きな変化がなければ、12月31日のガソリンの価格は 今よりは下がらないと思われます。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。
「ガソリンの旧暫定税率」とは何ですか?
暫定税率とは、ガソリンにかかる税金です。ガソリン1リットルあたり、25.1円の税金がかかります。軽油にもかかっていて、1リットルあたり17.1円です。
国会で話して、2025年12月に暫定税率は無くなることになりました。なので「旧(古い)」という言葉がついています。
暫定税率は、1974年に決まりました。「暫定」とは「しばらく」という意味ですが、ガソリン・軽油の暫定税率は50年以上同じままでした。
これはアルファサードで独自に調査・確認した解説です。