2025年の1月から11月までに日本に来た外国人観光客は、約3906万人でした。12月17日(水曜日)に日本政府観光局が発表しました。
この人数は、2024年の1年間に来た外国人観光客の数よりも多くなりました。11か月間ですでに、今まででいちばん多かった人数をこえました。
2025年11月に日本を訪れた外国人は約351万人でした。これは、2024年の11月より10%ほど多い数です。外国人観光客は、14か月続けて300万人をこえています。
国や地域ごとにデータを見ると、いちばん多かったのは韓国です。約82万人が日本へ来ました。次に多かったのは中国で、約56万人でした。その次は台湾で、約54万人でした。
中国からの観光客の増え方は、少し弱くなっています。その理由の一つとして、11月に高市総理大臣が台湾に関する発言をしたことに、中国が反発したことが考えられています。中国の政府は、日本へ旅行に行かないように呼びかけをしています。
観光庁(国の役所)の長官は、「これからどうなるか、引き続き様子を見ていきたい」と話しました。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。