お正月(1年のはじめ)には、家や店の前に「門松」が置いてあることがあります。「門松」は、松や竹など、いろいろな植物でつくった置き物(家や店の前に置くもの)です。12月の終わりごろから置いてあることもあります。
日本では「年神さま」という神様が、お正月に家に来ると言われています。門松を置くのは「年神さまのため」です。年神さまが行く家を見つけやすくするために、家の前に置きます。
最初は「松」だけで作っていました。あとから、竹や梅、杉など いろいろな植物を かざるようになりました。どれも、縁起が良い(めでたい)意味がある植物です。
門松を置くのは、平安時代に はじまったと言われています。