安倍晋三元総理大臣を銃で撃った山上被告に無期懲役の判決が出ました
朝日新聞社が提供した画像を使っています。
1月21日(水曜日)、殺人(人を殺した)や銃刀法違反などの罪について、山上徹也被告の裁判がありました。山上被告は2022年の7月に安倍晋三元総理大臣を銃で撃って、殺しました。たくさんの人が安倍元総理の演説(話)を聞いていた時に、 事件 は起きました。奈良地方裁判所は、無期懲役の判決を出しました。山上被告は45歳です。
山上被告の母親は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)という宗教団体(教団)に入って、1億円以上のお金を払いました。そのことで山上被告と、(母親以外の)家族が不幸になりました。政治と教団が関係していたことが事件の理由のひとつであることが問題になりました。
裁判長は、訴えられた内容をすべて認めました(その通りだと言いました)。生い立ち(大人になるまでの育ちかた)は犯行に大きく影響はしておらず、同情する余地も大きくない、としました。
判決は、安倍元総理を背後から撃った「卑劣な犯行(とても悪い犯行)」だとしました。現場には約300人の人がいて、他の人に銃の弾が当たる可能性があったため「公共の安全も侵害された(社会の安全を危険なものにしようとした)」としました。
弁護側も意見を言いました。山上被告は「児童虐待(子どもをいじめること)」の被害者で、生い立ちが犯行の理由と強く関係している、と説明しました。「(罪が)重くても懲役20年」ではないか、としていました。
訴えられた罪の内容は、
- 2020年12月ごろから 奈良県 奈良市の自分の家で銃と火薬を作った
- 2022年7月7日の未明(朝早く)に教団関連施設がある建物を銃で撃った
- 2022年7月8日の午前11時30分ごろ、奈良市内の近鉄大和西大寺駅前で、参議院議員 選挙 の候補者を応援する演説(話)をしていた安倍元総理を撃った
です。裁判は2025年10月に始まりました。たくさんの人が裁判に参加しました。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。
「無期懲役」とは何ですか?
無期懲役とは、期間を定めずに亡くなるまで刑務所に入る、罰のことです。「死刑」の次に重い罪です。
長く刑務所で過ごしたあとで、本人が反省していれば「仮釈放」といって、刑務所から出ることができる場合もあります。
これはアルファサードで独自に調査・確認した解説です。