東京都 荒川区の、南千住警察署の前に「赤鬼」の像が立っています。まわりの人たちは「あかおにちゃん」と呼んでいます。40年以上、警察署の前にあります。
「あかおにちゃんの像」は1983年ごろに警察署に来ました。荒川区の会社「飯塚工芸」からもらいました。会社が交通 事故 や犯罪が起きないように願ったそうですが、その時の記録はほとんど残っていないそうです。
「交通戦争」
この頃は、日本中で交通事故がすごく増えました。「警察白書」によると1955年ごろから交通事故が増えました。「交通戦争」と呼ばれました。1970年には1万6765人が亡くなりました。この年がいちばん亡くなった人が多いです。
その後交通事故は減りましたが、1980年にまた増えました。1988年から1995年の8年間は、交通事故で亡くなった人が1万人より多くなりました。この時は「第2次交通戦争」と呼ばれました。
2025年は、交通事故で亡くなった人は2547人まで減りました。近くに住む人の中には、あかおにちゃんの像に両手を合わせたり、花をそえたり、頭をなでたりする人がいるといいます。
「あかおにちゃん」の着ぐるみ
2月2日(月曜日)、警察の人たちが、歩いている人や車を運転している人に交通安全を呼びかけました。節分が近いので「こまめ(豆)に安全確認をしよう」と言いました。その中に、「あかおにちゃん」の着ぐるみ(人が中に入る、大きい ぬいぐるみ)がいました。
あかおにちゃんの着ぐるみは2018年に別の団体からもらいました。南千住警察署の佐々木さんは「あかおにちゃんは地域を見守り続けてくれていた。これからも交通安全を広めるのに力を貸して欲しい」と話しました。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。