2月12日(木曜日)、ミラノ・コルティナの冬の オリンピック (五輪)のそり競技、スケルトン男子でウクライナのウラジスラフ・ヘラスケビッチ選手が失格になりました。国際オリンピック委員会(IOC)が発表しました。
失格とは、参加できなくなることです。
ヘラスケビッチ選手は、ロシアによる侵攻(攻めること)で亡くなった選手たちの写真をかざったヘルメットをつくりました。ヘラスケビッチ選手は、亡くなった選手を追悼する(悲しむ)気持ちで、このヘルメットをかぶって試合に参加しようとしていました。
IOCは、このことがオリンピック憲章のルールを守っていないと考えました。写真入りヘルメットを使わないように、と何回も伝えましたが、ヘラスケビッチ選手は、やめないと言いました。
IOCのカースティ・コベントリー会長は、ヘラスケビッチ選手のところへ行きました。会って話をしました。ヘラスケビッチ選手は最後までヘルメットをかぶると言いました。話し合いの後のコベントリー会長は泣いていました。
2月12日(木曜日)にミラノで記者会見したIOCは、競技の後の取材や記者会見でヘルメットを見せることを提案してきました。競技会場では代わりに黒い腕章をつける方法などもある、と伝えていました。
ヘラスケビッチ選手の行動が計画的だったことが、失格の理由でした。多くの選手が、競技の会場を「政治的なメッセージなどから守るべきだ」と考えているからです。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。