茨城県 の筑波大学は、大学や大学院で学ぶ 外国人 の 留学生 の授業料(払うお金)を2027年から値上げする(高くする)と発表しました。留学生だけ授業料を変えるのは、はじめてです。
大学で4年間勉強する学生の場合、1年間に払うお金は、日本人の学生は53万5800円です。留学生が払うお金は60万8800円になります。試験を受けるためのお金や入学するときに払うお金は変えません。
外国人の留学生の授業料の値上げは、東北大学が2025年12月、国立大学で はじめて発表していました。
筑波大学の外国人の留学生は増えています。毎年800人くらいの人が入学しています。
永田恭介学長は「教育環境をさらに充実させる(よくする)ため」と説明しました。
値上げ(お金を高くすること)の理由として、2024年に文部科学省(国の役所)がルールを変えたことがあります。国立大学の授業料について、いちばん高い金額についての決まりがあります。しかし、留学生に対してはそのルールを守らなくてもよくなりました。このことで、値上げを考える大学が増えています。
これはアルファサードが朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。